代表取締役社長 皆川 友範

TOP MESSAGE

地域の人々を支えるために一人ひとりが輝き、支え合う企業へ。

代表取締役社長 皆川 友範

日本にもお金がなくて
医療を受けられず
苦しむ人がいるという現実。

私がアカカベに入社した当時はまだドラッグストアができたばかりで、店舗を出せば成功するバブルのような状態でした。繁忙の中では医療や健康というよりモノを売るという感覚になり、地域や健康に貢献するという企業理念は、なかなか伝わってこなかったんですね。それが大きく変わったのは、勤務先の調剤薬局へ来店された一人のご老人がきっかけです。

その頃はドラッグストアの経営を学ぶため、毎年アメリカへ研修に行っていました。アメリカのドラックストア文化は日本より15年進んでいました。ただ、アメリカには日本のような国民皆保険制度がないため、お金がなく医療を受けられない人がたくさんいたんです。その点、日本はみんなが保険で医療を受けられ、最低限の生活が保障されているはずでした。

ところが実際にはそうではありませんでした。来店されたご老人が苦しそうに見えたのでお話を聞くと、糖尿病にかかっているけれどお金がなく、他の薬局で薬をもらえなかったためアカカベにたどり着いたとおっしゃるんです。アメリカと同じように、今の日本でもお金がなくて医療を受けられず苦しむ人がいるのかと衝撃を受けると同時に、これからの日本の少子高齢化を考えると、苦しむ方はさらに増えてしまうと感じました。

調剤薬局、ドラッグストアには
何ができるのか。病気になる前に
防ぐことができるのではないか。

病気を防ぐことで幸せを感じられる人が一人でも地域に増えるなら、人生をかけて事業を展開していく価値がある。そう強く感じた瞬間、私の人生の目的が決まりました。それ以来、今日まで一切の迷いなく走り続けています。

地域の人の健康を本当の意味で守るには、経済面も含めて、いろんな形で地域と共に改善を行っていかなければならないと思います。そのためにアカカベは医療機関や介護施設、行政とも連携しながら、他社には真似のできない取り組みで、大阪府民にとって「アカカベがあってよかった」と言っていただける企業を目指しています。

求めるのは、誰かのために
一生懸命になれる人。

アカカベの社員にいろんな場面で伝えているのが、働く社員にとっても「ここで働いてよかった」と思える会社を作ろうということです。私が言うのもなんですが、アカカベは人のいい社員が多く、誰もが「地域のために」「一緒に働くメンバーがやりたいことを実現するために」という考えを根底に持っています。そんな社員に応えるために、私自身も頑張って、それぞれの個性を活かしどんな人でも活躍できる “一人ひとりが輝き、支え合う企業”を目指していきます。

誰かのために一生懸命になれる。そんな思いを持っている人をアカカベは求めています。